自己理解が生きやすさの鍵

こんにちは。協会セラピストの七海ひかりです。

最近はセッションをしている中で、どれだけ「自己理解」を深められているかが個々の生きやすさの鍵だと改めて感じました。

いきなりですが、ここで一つ皆さんへ質問です。できたら30秒以内で答えてみてくださいね。

①「あなたの好きなところはなんですか?」

どうでしょうか?いくつか出てきた方もいれば、うーんと頭を抱えてしまった方もいるかもしれません。

さらに、もう一つ質問です。こちらも30秒以内で答えてみてくださいね。

②「あなたが今日〈やりたい〉ことはなんですか?」

実は私も数日前にこの二つの質問をとあるワーク内で考えたのですが、意外と出てこないなあ…と思ってしまったことに自分でも驚きました。

①と②どちらも共通することなのですが、しっくりくる答えがこないのは「自分をよく知らないこと」が多いからなのだと思います。

例えば、②で出した答えを思い浮かべてみてください。それらは本当に純粋に〈やりたい〉だけで出てきた項目ですか?

〈やらなきゃならない〉と感じているタスクや仕事が組み込まれていたりしないでしょうか?

私がこのときに出した答えの一部をご紹介すると、

・〇〇の仕事をする
・(返信期限が迫っている)〇〇さんへ送るメールを書く
・借りたのにまだ読めていない本を読む

…見事に〈やらなきゃいけない〉と考えたもので埋め尽くされました。笑

そして、①に関しても「自分がどう感じているか」よりも「周りにこう感じていてほしい」と思っている部分を映し出していたり、前に友人からこんなこと言われたなという内容を書いていることがあります。

この私自身の体験からもですが、セッションを行っていると、苦しさの大元にあるものに大体共通点があります。それは、判断や価値の基準が「外側」「相手」に向いてしまっていること

・受け入れてもらえないかもしれない
・相手に認められないかもしれない
・褒められたい、愛されたい

いわゆる「他人軸」で考えてしまっている状態でもあります。

もしかすると、知らず知らずのうちに自分へ「遠慮」の気持ちが働いてしまっているからなのかもしれません。

でも遠慮って本当にいらないな!って感じたとある言葉があります。

「遠慮」のえんは「縁」とも置き換えられ、「縁を遠ざける」ことになる。

人生は誰のものか?問いかけた時、きっと多くの方が「自分のものだ」と答えるでしょう。

そう、自分のものなんです。

それなのに私たちって、自分の感じているものに蓋をしたり、隠してしまったり…人間って面白くて愛らしい生き物だなって思います。

「遠慮は貧乏の始まり」という言葉もあるくらいです。

だからこそ、自分に嘘をつかない生き方をした方が何十倍も気持ちよく過ごせますよね♪

ここで最初に述べさせていただいた「生きやすさの鍵」について戻ると、必要なのはまずは自分というものを知ること。ここに始まりここに終わると言ってもいいかもしれません。

きっと歳を重ねて経験が変われば、新しい一面も出てきます。私たちは生涯ずっと自己探究をしていく生き物なのでしょう。

ただ、向き合えた分だけ自分にプレゼントできる選択肢も可能性も増えるんですよね^^

だからこそ、自分と向き合うことで広がる希望を多くの方へ体感して欲しいのです。
もっとお伝えできるように精進してまいります^^

・LINEオープンチャット
・毎月無料のオンラインセミナー/交流会
・4都市開催のリアルセミナー・交流会

▼リカバリーセラピー

・頭でわかっていても変えられない
・特定の人へのイライラ・憎しみが強い
・人間関係の問題を繰り返してしまう

その他の記事もチェック

© 一般社団法人 FP看護師パートナー協会

fpn-logoline-min