こんにちは。協会セラピストの七海ひかりです。
これはもう職業病とも言えるのかもしれませんが、セッションでクライアントさんが苦しさの渦にいることをお伝えしてくださるたび、内心ではワクワクしている私がいます。
ということを先日とあるクライアントさんへお話ししたところ、笑いながら「見かけによらず、スパルタですね」と笑。
こちらは褒め言葉として受け取らせていただきました。笑
もしもこのコラムを読んでくださっているあなたが、カウンセラーやセラピスト・対人支援者なら。悩みに悩み、苦しそうな方が相談に来られたらあなたはどんな思いになりますか?
・自分も過去に同じように苦しかったな。なんとかしてあげたい
はたまた
・こんなに重たい悩み、私が解決に導けるのかな
・話を聞いているうちに自分も辛くなってきた
こんなふうに感じるでしょうか?
サポーター役として頑張りたい!という方々は、どうしても「自分がなんとかしてあげたい」「助けなくちゃ」と使命感が強くなるかたもいらっしゃいます。
でも忘れてほしくないのは、解決の道を辿るのはあくまでも「クライアントさん自身」です。
私たちは苦しさの肩代わりはできないというのもあるし、クライアントさんの大切な課題を他者が奪うことはできません。ここは履き違えてはいけません。
私が尊敬する先輩セラピストからの言葉で「痛みを伴わない成長はない」と。少しこれまでのご自身の人生を振り返ってみてください。
例えば、身長が急激に伸びる時には骨成長がスピードを増すので「成長痛」を伴う方もいます。
または何かスキルや知識を広げたい時。
資格習得や勉強のために講座を受講する、本を購入するためのお金を支払うこともありますが、この支出が人によっては「痛み」に感じる方もいるかもしれません。
そして当協会代表理事の高梨子さんは、FP資格もあるので仰っていたことがあるのですが「投資の世界で暴落はチャンス」
さらにこれはどの世界でも同じようなことが言えるとのことです。
下がってしまった時、痛みがある時はどん底な気分かもしれません。
でも下がるだけ下がったのならあとは上がるだけ★
だからこそ、私はクライアントにはこの苦しい状況を乗り越えたらどんな未来が待っているんだろう?ってワクワクするんです。
時々過去に戻りたいよーっておっしゃる方もいますが、どうしても苦しい状況の前に現代ではワープできませんよね。
でもだからこそ、この経験を味わい切ったら…新しい自分にグレードアップしているってことですよ♪
ワクワクしてきませんか?
ご自身やクライアントさんのこと想像してみてくださいね★
そんな希望を伝えられたり、根拠はないけどきっと大丈夫!
と言えるようなセラピストを当協会のセラピスト養成講座では養成させていただいております。
まずは対人支援者自身が、自分の鎧を少しずつ外していくことからですね。