2026年6月25日

お金が増えない・豊かになれない人に起きている「5つのつまり」

記事

ここに見出しテキストを追加

収入は増やしたい。老後のお金も不安。物価は上がっているのに、給料は思うように増えない。子どものため、家族のため、将来のためと思うほど、自分にお金を使うことが怖くなる。

そうやって、気づけば「我慢すること」が当たり前になっている人は少なくありません。

でも一方で、情報はたくさん取っているんですよね。副業、起業、投資、資格、働き方改革、SNS集客、AI活用。学んではいる。調べている。保存もしている。なのに、なぜか現実があまり変わらない。

それは、あなたの知識や努力が足りないからではないのかもしれません。

お金や働き方の流れの中に、どこか「つまり」が起きている。

私はそれを、5つの視点で見ています。

  • 受け取る
  • 使う
  • 選ぶ
  • 整える
  • 循環・拡大する

お金が増えないとき、多くの人は「もっと稼がなきゃ」「もっと節約しなきゃ」「もっと勉強しなきゃ」と考えます。もちろん、それが必要な場面もあります。でも、そこだけを見ていると、根本的な流れはあまり変わりません。

今日は、働き方に悩んでいる人、お金の不安がある人、情報は取っているのに動けない人に向けて、お金が増えない・豊かになれない5つのつまりを整理していきます。

目次

お金の問題は「金額」だけではない

お金の悩みというと、どうしても金額に目が向きます。収入がいくらか。貯金がいくらあるか。毎月どれくらい残るか。もちろん、数字は大切です。現実を見ないまま「なんとかなる」と言うだけでは、足をすくわれてしまうこともあります。

ただ、お金の悩みは金額だけでは説明できません。

同じ収入でも、安心して暮らせる人もいれば、ずっと不安な人もいます。同じ支出でも、「これは未来のために必要なお金だった」と思える人もいれば、「また使ってしまった」と自分を責める人もいる。

つまり、お金の問題には、必ず考え方・感情・行動・働き方・人間関係が絡んでいます。

私たちはどうしても、通帳の数字や売上、貯金額などの「目に見える資産」ばかりを気にしがちです。でも、人生を支えているのはそれだけではありません。これまでの経験、知識、人とのつながり、健康、ものごとをどう受け止めるかという考え方。こうした「目に見えない資産」も、働き方やお金の流れに大きく関わっています。

ここを分けずに見ることが大事なんですよね。

「お金を増やす方法」だけを学んでも動けない人は、方法が足りないのではなく、心や行動のどこかで流れが止まっている可能性があります。

私自身も、最初から余裕があったわけではありません

私自身、最初から豊かだったわけではありません。貯金ゼロ。離婚後に出産。看護師として働いてきた経験はありましたが、そこからどうやって自分の仕事を創っていくのか、最初から全部わかっていたわけではありません。

激しい労働環境で心身のバランスを崩したこともあります。子育ての大きな壁にぶつかったこともありました。自分のことなのに、自分の人生をどう立て直したらいいのか分からない。そんな時期もありました。

それでも、仕事を自分で創ることはできました。2025年には、年間売上を1965万円まで伸ばすことができました。もちろん、売上がそのまま自由に使えるお金になるわけではありません。経費も税金もあります。それでも、貯金ゼロから離婚後に出産し、そこから自分で仕事を創り、収入の柱を育ててこられたことは、私にとって大きな変化でした。

ただ、これは「私だからできた」という特別な話ではありません。そして、「この方法をやれば誰でも同じように稼げる」という魔法のような話でもないです。

組織の中で資格を活かすことで力を発揮できる人もいます。正社員という働き方が安心につながる人もいる。逆に、家庭の状況や体調、自分の特性を考えると、ひとつの働き方だけでは苦しくなる人もいます。

大切なのは、常識や外側の正解に引っ張られすぎず、自分で選び、自分で動き、自分で仕事を創っていく感覚を取り戻すことです。

お金を増やすために、何か特別な才能が必要だったというより、むしろ逆でした。「こうしなければいけない」「この働き方でなければ安定しない」「この資格がないとできない」「この順番で進まないと失敗する」そういう、自分を縛っていた思い込みを、一つずつほどいてきた感覚の方が近いです。

よくある常識が、行動を止めていることがある

働き方やお金の相談を受けていると、よく感じることがあります。多くの人が、能力がないわけではありません。むしろ、本当にまじめです。勉強熱心で、家族思いで、責任感も強い。

でも、そのまじめさが強すぎるあまり、外側の常識に縛られてしまっていることがあります。失敗したくない。損したくない。人にどう思われるか怖い。そういう気持ちがあると、どんどん慎重になります。

もちろん、慎重さは悪いものではありません。ただ、慎重さが強くなりすぎると、行動する前に頭の中だけで疲れてしまうことがあります。

「正社員でいなければ安定しない」

正社員は、たしかに安定しやすい働き方の一つです。社会保険、固定給、信用、福利厚生。得られるものは大きいです。安心感を大切にしたい人にとっては、心強い選択肢でもあります。

ただ、それがすべての人にとって、すべての時期において最適とは限りません。子育て、介護、体調、メンタル、家庭環境。人によって抱えている条件は違います。

正社員でいることで心身が削られ、家に帰ったあと何もできなくなる。子どもにきつく当たってしまう。自分のことを責め続けてしまう。もしその状態にあるなら、収入の金額だけではなく、生活全体の続けやすさや、心の余裕も見た方がいいと思います。

たとえば、給与所得で基礎的な安心感を確保しながら、自分のやりたいことを副業や事業として小さく育てていく方法もあります。正社員か起業か、どちらか一つだけを選ばなければいけないわけではありません。自分の生活に合う形を作っていくことが大事です。

「稼ぐなら、ちゃんとした資格や肩書きが必要」

資格は強みになります。専門性を伝えたり、信頼を得たりする上で役立つことも多いです。ただ、資格があることと、目の前の人の悩みを解決する仕事を生み出せることは別です。

資格を取れば安心。もっと学ばなければ自信が出ない。完璧に準備できたら始めよう。そう思っているうちに、学びだけがどんどん増えていくことがあります。

知識は増えているのに、現実の行動に変わっていない状態。私はこれを「インプットメタボ」だと感じています。

これは本人の怠けではありません。失敗が怖い。批判されたくない。自分にその価値があると思えない。そういう心の防衛反応でもあります。でも、最初から完璧な人はいません。大切なのは、今持っている知識や経験で「まず目の前の人の役に立てることは何か」を考えてみることです。

「この方法でしか稼いではいけない」

ここも大きなつまりです。看護師なら看護師として働くべき。カウンセラーならカウンセリングだけで稼ぐべき。起業するなら、最初からきれいな商品設計が必要。SNSをやるなら、毎日投稿しなければいけない。

こういうふうに、手段や既存の枠にとらわれすぎると、身動きが取れなくなります。

でも、本来はお金を生み出すアプローチはもっと自由でいいはずです。あなたの過去の経験、乗り越えてきた悩み、人からよく相談されること。そうしたものを組み合わせていくことで、あなただけの価値が見えてきます。

最初から完成形でなくていいんです。むしろ、最初から完璧な形を作ろうとするほど、動けなくなることがあります。

1. 受け取るつまり|自分の価値を小さく見積もっていませんか?

一つ目のつまりは、受け取るつまりです。お金を増やしたい、収入を上げたいと思っているのに、いざお金やチャンスが目の前に来ると、無意識に引いてしまう状態です。

これは、お金そのものだけではありません。感謝されること、評価されること、仕事を頼まれること、応援されること、助けてもらうこと、褒められること。こうした目に見えない豊かさを受け取る力ともつながっています。

「私なんかがもらっていいのかな」と思ってしまう

お金を受け取る場面で、なぜか強い罪悪感や申し訳なさを感じる人がいます。「この金額をもらうほどの価値が自分にあるのかな」「相手に悪い気がする」「高いと思われて嫌われたらどうしよう」「もっと安くした方が親切なのでは」と考えてしまう。

こうした思考の癖があると、正当な価格を提示しにくくなります。お願いされても遠慮してしまう。褒められても「いえいえ、そんなことないです」と必死で否定してしまう。

一見、謙虚に見えるかもしれません。でも、受け取り拒否を続けるということは、相手があなたに渡そうとしてくれた感謝や評価を、受け取らずに戻している状態でもあります。これでは、仕事もお金も広がりにくくなります。

与えることに偏りすぎると、いつか枯れてしまう

医療・福祉・教育などの支援職に関わっている方や、責任感の強いお母さんは、この「受け取るつまり」に入りやすいことがあります。誰かのために動くことはできる。困っている人を見ると放っておけない。子どものため、家族のため、お客様のためなら、自分の時間を削ってでも頑張れる。

それなのに、自分が何かを受け取る側になると、急に落ち着かなくなる。お金をもらうこと、感謝されること、頼ることに抵抗が出る。

この状態が続くと、心も体も、お金の流れも苦しくなります。出すばかりで入ってこなければ、どこかで枯れてしまうからです。

受け取ることは、わがままではありません。むしろ、循環を止めないために必要なことです。自分が満たされているからこそ、周りにも無理なく渡していけるようになります。

受け取るつまりをほどく小さな一歩

まずは、誰かに褒められたときに「いえいえ」と否定するのを少しだけやめてみてください。照れくさくても、「ありがとうございます。嬉しいです」と受け取る。これだけでも練習になります。

また、自分のサービスや仕事の価格を伝えるとき、相手の顔色を見る前に、自分がその仕事にかける時間やエネルギーを考えてみることも大切です。先に自分から値下げしない。頼まれたことに対して、「これは仕事として受けます」と言ってみる。

受け取る器は、いきなり大きくなるものではありません。日常の小さな場面で、少しずつ慣らしていくものだと思います。

2. 使うつまり|それは浪費ですか?未来の土台ですか?

二つ目のつまりは、使うつまりです。お金への不安が強い人ほど、とにかく「使わないこと」「削ること」を正解にしがちです。もちろん、無計画に使うのは危険です。生活を守るために、固定費を見直したり、無駄な支出を減らしたりすることも大事です。

でも、すべての支出を悪いものとして見てしまうと、自分の人生を変えるために必要なお金まで使えなくなります。

「家族のために、自分は我慢しなきゃ」と思ってしまう

特に子育て中の女性やシングルマザーの方は、ここで悩みやすいと思います。子どもの習い事、進学資金、毎日の食費、家のこと、将来のための貯金。考えることがたくさんあります。

そうすると、自分の学びや休息、体験、仕事のための投資がどんどん後回しになっていきます。「自分にお金を使うなんて申し訳ない」「今は私が我慢する時期だから」と、自分のことを小さくしてしまう。

でも、ここは一度立ち止まって考えたいところです。お母さんがずっと我慢して、疲れ切って、心の余裕をなくしている状態は、本当に子どもの安心につながるでしょうか。

自分に使うお金が、すべて浪費とは限りません。学び、休息、体調を整えること、仕事の土台を作ること。これらは、巡り巡って家族全体の未来の選択肢を広げることがあります。

節約だけでは、人生の幅は広がりにくい

節約は大切です。家計の固定費を見直すことも、無駄な支出を減らすことも、生活を守る上では必要です。ここができる人は、すでに大事な力を持っています。

ただ、節約は基本的に「減らす」行動です。使わない。買わない。行かない。やめる。これで一時的にお金は残るかもしれません。

でも、経験や出会い、学び、未来の収入につながる可能性まで削ってしまうと、豊かさの流れそのものが小さくなることがあります。

大切なのは、お金を使うか使わないかではありません。このお金を使うことで、自分や家族の未来がどう変わるのかを見ることです。

使うつまりをほどく小さな一歩

毎月の支出を振り返るとき、「消費」「浪費」「投資」に分けて見てみてください。食費や家賃のように生活に必要なお金。なんとなく使ってしまったお金。未来につながるお金。こうして分けるだけでも、お金の見え方が変わります。

そして、自分に使ったお金を全部責めないことです。「このお茶代で少し気持ちが整った」「この講座で新しい視点が手に入った」「この休息があったから、また動けた」そういうふうに、支出によって得られた目に見えない価値も見てあげてください。

3. 選ぶつまり|世間の正解より、自分の現実を見ていますか?

三つ目のつまりは、選ぶつまりです。まじめで勉強熱心なのに現実がなかなか変わらない人は、決断力がないわけではありません。情報が多すぎて、今の自分に合う選択肢が見えにくくなっていることがあります。

外側の正解を探しすぎると、動けなくなる

今は、スマホを開けばたくさんの「正解」が流れてきます。副業をするならこれ。起業するならこれ。AIを使えないと遅れる。SNSは毎日投稿が当たり前。投資をしないと将来が危ない。

そういう言葉に触れるたびに、「あれもやらなきゃ」「これも足りない」と焦ってしまう。そして、ノウハウの保存ばかりが増えていく。これがインプットメタボの状態です。

知識が増えているのに行動が増えていないとき、心の中では「失敗したくない」「間違えたくない」「損したくない」という不安が大きくなっていることがあります。

でも、世間の成功者やインフルエンサーが言う正解が、今のあなたの生活リズムや体力、家族構成、性格、使える時間に合うとは限りません。外側の正解に自分を無理やり合わせようとするから、苦しくなってしまうことがあります。

失敗は、ただの損失ではなくデータにもなる

選べない人は、「もし失敗したらどうしよう」と考えます。もちろん、大きな借金をしたり、生活が崩れるほどの無理をしたりする必要はありません。そこは冷静に見た方がいいです。

でも、小さく試した結果として「これは自分には合わなかった」「このやり方だと体力が持たない」「この人たちに届けるのは少し違った」と分かることは、ただの失敗ではありません。

次の選択をしやすくするためのデータです。何が合わないかが分かるから、自分に合うやり方も見えてきます。

失敗を避けるために何もしないことが、結果的に一番大きな停滞になることもあります。だからこそ、小さく選んで、小さく試すことが大切です。

選ぶつまりをほどく小さな一歩

何かを選ぶとき、「どれが一番正しいか」だけで考えるのを一度やめてみてください。代わりに、次の3つで見てみると現実的です。

  • 今の生活や育児、本業のペースを大きく崩さずに続けられるか
  • 少しでも「やってみたい」「面白そう」と感じるか
  • うまくいかなくても、経験として回収できる範囲か

最初から大きな勝負に出なくて大丈夫です。AかBか、どちらかを全否定する必要もありません。「今の私には、こっちの方が合いそう」くらいの感覚で、小さく選んでみる。そこから、自分で選ぶ力は少しずつ戻ってきます。

4. 整えるつまり|見えない不安を大きくしていませんか?

四つ目のつまりは、整えるつまりです。どれだけ良いノウハウを学んでも、頭の中や生活の土台が散らかったままだと、行動する力が出にくくなります。

これは家計管理だけの話ではありません。心、体、時間、情報、人間関係、仕事の導線。そうしたものが散らかっていると、お金の流れも止まりやすくなります。

頭の中が散らかっていると、行動が重くなる

何かを始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない。ブログやSNSで発信したいけれど、テーマが絞れない。お金を増やしたいけれど、実際にいくら足りないのかは把握していない。

このような状態のとき、頭の中ではタスクや感情がごちゃごちゃに絡まっています。何から始めるか迷う時間が増えるほど、それだけで疲れてしまいます。

そして、動けない自分を見て「私は行動力がない」「やっぱり続かない」と責めてしまう。でも本当は、行動力の問題ではなく、整理の導線が足りないだけかもしれません。

お金の不安は、見えないほど大きくなる

特にお金の不安は、見ないほど大きくなります。毎月いくらあれば暮らせるのか。今の収入源はいくつあるのか。どの支出が負担になっているのか。どこにお金を使えば未来につながるのか。

これが見えないままだと、不安だけがどんどん膨らみます。逆に、数字として見えると、対策できることが分かってくることもあります。

最初は怖いかもしれません。でも、紙に書いてみると「あれ、思っていたより絶望的ではないかも」「月にあと3万円あれば少し楽になるかもしれない」「まずここを見直せばよさそう」と、具体的な一歩が見えてくることがあります。

怖いのは、現実そのものではなく、霧の中にいる状態なんですよね。

整えるつまりをほどく小さな一歩

頭の中だけで考えるのをやめて、ノートに書き出してみてください。きれいにまとめようとしなくて大丈夫です。まずは、今の状態を外に出すことが目的です。

  • 今のリアルな1ヶ月の収入
  • 毎月必ず出ていくお金
  • 見直せそうな支出
  • 今ある貯金や借入
  • 1週間の中で自分のために使える時間
  • 本当はやりたいこと
  • 本音ではもうやめたい働き方

書き出すと、感情と事実が分かれます。不安と課題も分かれます。今すぐやることと、あとで考えればいいことも見えやすくなります。

それだけで、少し呼吸がしやすくなることがあります。

5. 循環・拡大のつまり|自分の経験を、しまい込んでいませんか?

五つ目は、循環・拡大のつまりです。受け取る、使う、選ぶ、整える。この流れが少しずつできてきた人が、最後にぶつかりやすいのがここです。

自分の中にある経験や知識、想いを外に出せず、内側にしまい込んでしまっている状態です。

あなたの経験は、誰かにとって必要な言葉になる

仕事を作ってお金を生み出すというと、多くの人は「特別な専門知識」や「すごい実績」が必要だと思いがちです。もちろん、専門性や実績があるに越したことはありません。

でも、仕事の始まりはもっとシンプルです。目の前の誰かの困りごとを軽くすること。誰かが一人で抱えている悩みに、「それ、私も分かるよ」「こうしたら少し楽になったよ」と言えること。

あなたがこれまで悩んできたこと、葛藤してきたこと、乗り越えてきたこと。自分では「こんなの普通」と思っていることが、今まさに同じことで悩んでいる人にとっては、喉から手が出るほど欲しい言葉になることがあります。

経験は、しまい込んでいるだけでは仕事になりにくいです。外に出して、必要な人に届く形にしていくことで、少しずつ価値に変わっていきます。

仕事は、我慢の対価だけではない

これまでの社会では、「仕事は生活のために我慢してやるもの」と考えられることが多かったと思います。もちろん、生活のために働くことは大切です。お金を得ることも必要です。

でも、1日の多くの時間を、ただ我慢するためだけに使い続けるのは、心にも体にも大きな負担になります。仕事で削られ、家に帰っても余裕がない。子どもにきつく当たってしまう。自分の人生なのに、自分で選んでいる感覚がない。

そういう状態が続くなら、働き方そのものを見直すタイミングかもしれません。

仕事は、我慢の対価だけではありません。自分の経験や得意なことを、誰かの役に立つ形に変えていくこともできます。やりたいことを仕事にするというのは、単なる理想論ではなく、行動に移しやすく、継続しやすく、自分で選んでいる感覚にもつながります。

もちろん、現実的な設計は必要です。お金の流れ、提供する価値、届ける相手、時間の使い方。そこを見ずに「好きなことだけやればいい」とは言えません。

でも、「好きなこと」「やりたいこと」「自然と続けられること」を完全に無視して働き方を作ると、どこかで苦しくなります。

循環・拡大のつまりをほどく小さな一歩

自分の経験を、必要としている誰かに届く言葉に変えるために、次の問いをノートに書いてみてください。

  • 私はこれまで、どんな悩みを乗り越えてきたのか
  • なぜか人からよく相談されることは何か
  • 過去の自分に、今ならどんな言葉をかけたいか
  • 同じことで悩んでいる人に、まず何を伝えられるか
  • その人に、どんな小さな安心や変化を渡せるか

その答えが、仕事の種になります。まずはSNSで一言書いてみる。ブログにしてみる。身近な人に話してみる。小さく外に出すことで、反応が返ってきます。その反応を見ながら、少しずつ形にしていけばいいんです。

方法論ばかり追いかけると、頭が固くなる

お金を増やしたい。経済的に自立したい。そう思ったとき、私たちはどうしても「何をすればいいか」という方法論に向かいがちです。

どの副業がいいのか。どの投資がいいのか。どんな資格を取ればいいのか。どのSNSを使えば集客できるのか。もちろん、方法を知ることは大切です。

でも、心の中に5つのつまりを残したまま方法論ばかり追いかけていると、頭がどんどん固くなります。「教わった通りにやらなきゃ」「この型に自分を当てはめなきゃ」「失敗したら終わりだ」と考えるほど、自分の感覚が置き去りになります。

自分で働き方を作り、お金の流れを生み出していくときに必要なのは、完璧な型に自分を押し込むことではありません。試してみる。違ったら直す。自分の強みと組み合わせる。合わないものはやめる。人の反応を見ながら、届け方を変えていく。

この柔らかさが大事です。

特に、自分で仕事を創っていくときは、最初から正解があるわけではありません。だからこそ、頭で固めるよりも、動きながら整えていく感覚が必要になります。

お金の流れを変えるには、まず「自分の流れ」を見る

お金が増えないとき、毎日の暮らしの中で満たされなさを感じるとき。それは、あなたの能力がないからでも、運が悪いからでもないかもしれません。

あなたの中に、いくつかの一時的な滞りが起きているだけ。そう見ると、少し違う景色になります。

  • 受け取ることへの抵抗
  • 自分を幸せにする支出への罪悪感
  • 世間の正解に振り回されて、選べなくなっている状態
  • お金や時間、頭の中を見える化できていないこと
  • 自分の経験や価値を外に出せていないこと

この中のどれかに心当たりがあっても、自分を責めなくて大丈夫です。「私はここで流れを止めていたのかもしれない」と気づけたなら、そこから変えていけます。

ネガティブな感情や、これまでの苦しい経験を、無理にきれいな話にしなくてもいいと思います。つらかったことは、つらかったことのままでいい。でも、その経験があったからこそ見えること、伝えられること、誰かの役に立つこともあります。

苦しかった経験は、ただの損失で終わるとは限りません。あとから、目に見えない資産に変わることがあります。

まとめ:豊かさは、外の正解に合わせることではなく、自分で選ぶことから始まる

豊かになるというのは、ただ通帳の数字を増やすことだけではありません。もちろん、お金は大切です。生活を守るためにも、子どもを育てるためにも、未来の選択肢を増やすためにも、お金は必要です。

でも、どれだけ収入が増えても、心や体がすり減り、自分で選んでいる感覚がないなら、豊かさは感じにくいと思います。

世間の常識や、誰かが作った正解に自分を無理やり合わせるのではなく、自分がすでに持っているものに目を向けること。これまでの経験、乗り越えてきた痛み、人に寄り添える視点、学んできたこと、人とのつながり。そうした目に見えない資産に光を当てて、自分の感覚を取り戻していくこと。

そこから、働き方は変えていけます。お金の流れも、少しずつ変わっていきます。

受け取る。使う。選ぶ。整える。そして、循環させる。

この5つの流れが少しずつ回り始めると、お金の不安はただの恐怖ではなく、「次に整えればいい課題」として見えるようになります。人生全体にも、少しずつ余白と選択肢が戻ってきます。

大丈夫。今までどこかで止まっていた流れは、今日ここからの小さな一歩で、また流し直すことができます。

まずは、自分のお金と働き方のつまりを見つけるところから

お金の不安は、収入だけの問題ではありません。受け取れない。使えない。選べない。整えられない。循環させられない。このどこかで流れが止まっていると、どれだけ学んでも、どれだけ情報を集めても、現実が変わりにくくなります。

まずは、自分が今どこでつまっているのかを知ること。そこから、働き方もお金の流れも少しずつ整えていくことができます。

自分の状態を整理したい方は、公式LINEで配布している「心とお金の健康診断」も活用してみてください。

カウンセリングでは変わらない・認知や思考のクセを修正し、繰り返す問題を断ち切る。

30分で根本問題を理解できる一生使えるスキルを身につけられます。

最新の記事もチェック

© 一般社団法人 FP看護師パートナー協会