2026年5月18日

RNR実施してみて|3か月で「お金の不安」はどう変わった?数字とリアルな声から見えたこと

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「お金の不安をなくしたい」と思ったとき

お金の不安をなくしたい。
そう思ったときって、たいてい最初に出てくるのは数字の話です。

家計管理をしようとか。
節約しようとか。
副業、投資、収入アップ。
そのへんを考える人が多いと思います。

もちろん、それは大事です。
そこを無視していいとは、私は全然思っていません。

でも今回、RNRを3か月やってみて、やっぱりここなんだなと感じたことがありました。

お金の不安って、残高だけの問題じゃないんですよね。

通帳の金額が変わる前に、もう少し先に変わり始めるものがある。
それが、お金を見たときの反応です。

「これしかない」と思っていた人が、
「じゃあ今あるお金で、何ができるかな」と考えられるようになる。

「受け取るの、なんか申し訳ない」と感じていた人が、
「受け取ってもいいのかもしれない」と思えるようになる。

「好きなことでお金をいただくなんて、どこかよくない気がする」
そう思っていた人が、
「いや、それも別に悪いことではないのかも」と見られるようになる。

これって、すごく派手な変化ではないです。
でも、私はこういう変化のほうが、あとから効いてくると思っています。

今回の記事では、RNR 心とお金のリカバリーメンテを3か月実施して見えてきたことを、受講後の声とチェックリストの数字をもとにまとめます。

※この記事は、実施後のアンケート・チェックリスト・受講者の感想をもとにしたレポートです。個人差があり、効果を保証するものではありません。医療的な診断や治療を目的としたものでもありません。

RNRって、何をしているのか

RNRは、マネーナースによる心とお金のリカバリーメンテです。

家計改善だけをやる場ではありません。
副業ノウハウだけを学ぶ場でもないです。

むしろ私が見ているのは、その手前なんです。
行動の手前にある、心の前提。

たとえば、

お金を見ると不安になる。
稼ぎたいのに、なぜか動けない。
受け取ることに罪悪感がある。
正解がないと決められない。
情報を集めるほど迷う。
好きなことでお金をいただくことに抵抗がある。
今の収入以上に稼げる気がしない。

こういう反応って、知識不足だけで起きているわけではないんですよね。

もちろん、知識が足りない場面もあります。
制度を知らない、家計の現状を把握できていない、それは普通に困る。

でも、知識を入れても動けないときがある。
しかも、何度も同じところで止まる。

そういうときは、その人の中にある意味づけとか、感情の動き方とか、行動のクセが関係していることが少なくありません。

RNRでは、そこを3か月かけて見える化していきました。

3か月で見えてきた変化

今回、受講後の声を見ていて印象的だったのは、
「売上が一気に上がりました」みたいな、わかりやすい派手さではありませんでした。

もっと地味です。
でも、生活の土台に関わる変化でした。

自分が感じていたことを、少しずつ言葉にできるようになった。
自分の詰まりポイントが、過去の出来事とつながっていると気づいた。
近くて大切な人にこそ、本音を出せていなかったとわかった。
今あるものに目を向けられるようになって、焦りや不安が少し軽くなった。
休むことを許せるようになって、体調も気持ちも前より落ち着いた。

こういうのって、外から見ると小さく見えるかもしれません。

でも、お金の不安が強いときって、人はどうしても
「で、何をすればいいの?」
を探し続けるんですよね。

家計簿のつけ方。
副業の始め方。
発信のやり方。
売れる導線。
投資の勉強。

もちろん、それ自体は悪いことじゃないです。
ただ、その前に、

自分は何に反応しているのか。
どこで止まっているのか。
何が怖いのか。

ここが見えていないと、学んでも学んでも苦しくなることがある。

焦っているのか。
失敗が怖いのか。
人にどう思われるかが気になるのか。
申し訳なさが強いのか。
「ちゃんとしていない自分」を見たくないのか。

このへんが見えないまま、行動だけ増やす。
情報だけ増やす。
講座だけ増やす。

すると、頭の中はパンパンなのに、現実は動かない。
私はこれを、インプットメタボと呼んでいます。

※「インプットメタボ」は、情報過多によって思考や行動が詰まりやすくなっている状態を表す比喩です。医療的な診断名ではありません。

数字でも見えていたこと

今回は、特に変化が大きかった2名の数字も見ていました。

ケースAでは、困り感スコアが122点から62点へ。

60点軽減、改善率は49.2%でした。

60項目中40項目で改善が見られて、うち17項目は大きめの改善でした。

ケースBでは、97点から43点へ。

54点軽減、改善率は55.7%です。

60項目中37項目で改善が見られて、そのうち20項目は大きな改善でした。

数字だけ見ると、
「半分くらい軽くなったんだな」
という見え方になると思います。

それも間違いではないです。
でも私が見ているのは、その中身です。

何が軽くなったのか。

お金への不安。
受け取ることへの抵抗。
自分の価値を低く見積もる感覚。
お金を使うときの怖さ。
「どうせ私には無理」という反応。

そういう、表に見えにくいブレーキが少しずつゆるんできた。
そこに意味があると思っています。

不安がゼロになった、ではないんです。
でも、不安に飲み込まれにくくなった。

ここはかなり違います。

不安が出た瞬間に
「もう無理」
「私にはできない」
で終わるのではなく、

いったん立ち止まって、
「あ、今これに反応してるな」
と見られるようになる。

RNRで大事にしている変化は、まさにそこです。

変化が大きかったテーマ

チェックリストの中でも、特に変化が大きかったテーマがありました。

好きなことで稼ぐのは悪いことだと思っている。
お金をいただくこと、儲けることに罪悪感がある。
今の収入以上に稼げると思えない。
お金を使うと不安になる。
常にお金がない感じがする。
他人との比較や損得に強く反応してしまう。

このあたりが軽くなっていたのは、やっぱり大きいです。

なぜかというと、ここって単なる家計管理の話ではないからです。

「好きなことでお金をいただくのは悪いこと」
「頑張らないと価値がない」
「お金を受け取ると、誰かに責められそう」
「今の自分がこれ以上稼げるわけがない」

こういう感覚があると、どれだけ学んでも、最後の一歩で止まりやすい。

申し込みページが作れない。
金額を出せない。
案内文が書けない。
必要な自己投資ができない。
人に相談できない。
チャンスが来ても、受け取れない。

結果として、お金が増えないだけじゃなくて、
自分の可能性まで小さく見積もってしまうんですよね。

これは、結構しんどいです。

現実のお金がまだ変わっていなくても、不安が軽くなる理由

ここは誤解されやすいところなので、少し丁寧に書きます。

RNRは、
「受けたらすぐ収入が上がります」
というものではありません。

私はそういう言い方はしたくないです。

ただ、現実のお金が大きく変わる前から、不安の感じ方が変わることはあります。
それはなぜかというと、不安を強めているのが金額そのものだけではないからです。

同じ残高を見ても、そこで何が起きるかは人によって違います。

通帳を見た瞬間に、

「これしかない」
「また足りなくなる」
「私って本当にだめだ」
「どうせ無理」

こう反応すると、不安も焦りも罪悪感も一気に強くなります。

そうすると、思考が止まる。
先延ばしする。
見たくない。
考えたくない。
必要な相談も後回しになる。

一方で、同じ金額を見ても、

「今あるお金で、まず何を守る?」
「何を整理する?」
「誰に相談できる?」
「小さく選べることは何?」

こう考えられると、体の反応も次の行動も変わってきます。

つまり、RNRで整えているのは、お金そのものというより、
お金を見た瞬間に起きる、意味づけと感情と行動の流れなんです。

ここが変わると、現実の動き方も少しずつ変わってきます。

すぐではないこともあります。
でも、土台としてはかなり大事です。

学んだことで、逆に課題が見えてくることもある

これもあります。

RNRでは、スコアが下がることだけを良い変化だとは見ていません。
むしろ、学ぶことで新しく課題が見えてくることもあります。

今回も、

受け取ることへの遠慮。
頑張らないと価値がない感覚。
変化への怖さ。
情報収集で止まりやすいクセ。
収入につながる行動が後回しになりやすいこと。

こういうテーマが見えてきました。

これを
「悪くなった」
とは私は見ていません。

むしろ、今までぼんやりしていたものが、言葉になったということです。

何が苦しかったのか。
どこで止まりやすいのか。
何に引っかかっていたのか。

そこが少し見えてきた。

これは前進です。

見えていないものって、整えようがないんですよね。
でも、見えてきたものは扱えるようになる。

すぐ全部どうにかなるわけではなくても、少なくとも、
「何と向き合えばいいかわからない」
からは一歩進みます。

受講後に出てきた、これからにつながる感覚

受講後の声の中には、これからの生き方につながる言葉もありました。

自分で選んで決めていきたいと思えるようになった。
自分の価値観を知ることで、感情の整理がしやすくなった。
少しずつでも、自分で考えて進めそうだと思えた。
もっと丁寧に自分を扱って、人生を丁寧に生きたいと思えた。
支援を受けながらでも、無理なく続けられる形を探したいと思えた。
焦らずに、自分と向き合いながら進みたいと感じた。

私は、このへんの言葉がすごくRNRらしいなと思いました。

すぐに大きな結果を出すことよりも、
まず自分で選べる感覚を取り戻すこと。

お金の不安が強いと、人は視野がかなり狭くなります。

早く稼がなきゃ。
これをやらなきゃ。
失敗したら終わり。
損したくない。

そういう思考になりやすいです。

でも、焦りが強い状態で選んだことって、あとから苦しくなることも多い。
生活が崩れることもあるし、結局続かないこともある。

だからRNRでは、すぐに答えを出すことより前に、
自分がどう反応しているのかを知ることを大事にしています。

RNRでやっていること

RNRでやっているのは、難しい理論をずっと学ぶことではありません。
お金の不安をゼロにすることでもないです。

不安が出たときに、自分を責めたり、固まったり、逃げたりする前に、
「今、私は何に反応してるんだろう」
と見られる状態をつくっていく。

かなりシンプルに言うと、そこです。

まずは、反応を見える化します。

お金。
働き方。
受け取ること。
使うこと。
選ぶこと。

その一つひとつに対して、自分がどう反応しているかを見る。

「不安です」で終わらせないんです。
何が不安なのか。
どんな場面で反応が強くなるのか。
誰の前だと止まりやすいのか。
何を想像すると苦しくなるのか。

そこを言葉にしていきます。

その次に、その反応の奥にある前提を見ていきます。

「頑張らないと価値がない」
「人に頼ってはいけない」
「お金を受け取ると嫌われる」
「私にはまだ早い」

こういう前提があると、本人は進みたいと思っていても、無意識にブレーキがかかります。

しかも厄介なのは、本人にとってそれがあまりにも自然すぎて、前提だと気づいていないことも多いんですよね。

RNRでは、講座、グループワーク、個別セッションを組み合わせて、そこを整理していきます。

一人で考えていると、自分の思考のクセって見えにくいです。
でも、他の人の話を聞くことで、

「あ、それ私もある」
「私は逆にそこは違う」
「同じ出来事でも受け取り方ってこんなに違うんだ」

と気づくことがあります。

個別では、特に足かせになっているテーマをもう少し深く扱います。
表面的な言葉だけじゃなくて、生活の中で何が起きているのか。
そこで何が止めているのか。
そこを曖昧にしないで見ていきます。

最後に、無理なく動ける小さな行動に落とします。

ここはすごく大事です。

お金の不安が強い人ほど、
「一気に変えなきゃ」
と思いやすい。
でも、それで大きく動くと、反動で止まりやすいです。

数日頑張って、動けなくなる。
自己嫌悪になる。
また焦る。
また何か探す。

この流れ、珍しくありません。

だから必要なのは、無理に大きく動くことより、止まりにくい流れをつくることなんです。

お金の不安が軽くなる構造

お金の不安が強まるときって、だいたい流れがあります。

現実の出来事が起きる。
そこに自動的な意味づけが起きる。
不安や焦りや罪悪感が強くなる。
行動が止まる。
現実が変わらない。
さらに不安が強くなる。

このループに入ると、本人はすごく頑張っているのに前に進めなくなります。

RNRでは、この流れを少し変えていきます。

現実の出来事が起きる。
反応に気づく。
事実と解釈を分ける。
少し安心が戻る。
小さく動ける。
自分で選べる感覚が育つ。

本当に、少しずつです。
でも、この少しずつが大事です。

同じ現実を見ても、感じ方と次の行動が変わる。
そうすると、お金との関わり方も、働き方の選び方も、人への頼り方も変わってきます。

私がRNRをやっている理由

私はもともと看護師として臨床で働いてきました。
そのあとFPとして、お金や制度の相談にも関わってきました。
心理支援の分野でも、相談を受けてきました。

その中でずっと感じていたのは、人の悩みって、そんなにきれいに分けられないということです。

お金の悩みに見えて、実は心の問題が絡んでいる。
働き方の悩みに見えて、親子関係や過去の経験が影響している。
家計の悩みに見えて、実は「自分には価値がない」という思い込みが行動を止めている。

だから私は、RNRを単なる家計改善講座にはしたくありませんでした。

節約の方法や、副業のノウハウだけなら、今は無料でもたくさんあります。
でも、それでも不安が消えない人がいる。

情報はある。
知識もある。
やったほうがいいことも、頭ではわかっている。

それなのに動けない。

そういう人に必要なのは、さらに情報を増やすことじゃない。
今ある情報や経験を、自分の中で消化できる状態に整えることだと思っています。

今回のレポートから見えたこと

今回のRNRを通して見えてきたのは、結果だけではありませんでした。

むしろ、結果の手前にある変化のほうが大きかったと感じています。

自分の感情を言語化できるようになった。
過去の出来事と今の反応がつながった。
大切な人に本音を出せていなかったことに気づいた。
今あるものに目を向けられるようになった。
休むことを許せるようになった。
自分で選んでいきたいと思えるようになった。

こういう変化って、すぐに通帳の数字に反映されるものではないかもしれません。
そこは正直、そうです。

でも、ここが整わないままお金だけを追いかけると、どこかで苦しくなる。
逆に、心と行動の土台が整い始めると、お金との関わり方も、働き方も、人への頼り方も変わっていく。

静かだけど、現実に効いてくる変化だと思います。

まずは、今の自分を知ることから

お金の不安があるとき、今の自分を責める必要はありません。

怠けているからでも、覚悟がないからでも、知識が足りないからだけでもないかもしれない。
ただ、心と行動のどこかで、ずっと詰まっていただけかもしれません。

そして、その詰まりは、見える化することで少しずつ整えていけます。

いきなり大きく変わろうとしなくて大丈夫です。
本当に。

まずは、今の自分がどこで不安になりやすいのか。
何に反応して、どこで止まりやすいのか。

そこを知ることからでいいんです。

RNRは、すぐに結果を出すためだけの場ではありません。
心とお金、働き方に向き合うための土台を整えていく時間です。

焦らなくて大丈夫。
今の自分を責めるより、まず知ること。

そこから、次の一歩は見えてきます。

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