カウンセラーや相談窓口を設置しても

なぜうつ病・メンタル不調はへらないのか?

従業員一人一人の人が抱える問題をバラバラに考えていませんか?

一人一人、たくさんの悩みや課題を持っていますが、仕事中には仕事のこと、と切り分けて考えても根本的な解決にはなりません。すべての問題を関連付けて考えること。それが人的資本経営には一番大事です。

表面的に出てきている問題解決(対症療法)をしても、根本のアプローチが出来なければ、問題は繰り返します。

心も身体も健康であることで可能性が大きく広がり、会社組織の運営に大きな利益をもたらしてくれます。

セミナー詳細について

メンタルヘルスケアについて

<内容>

  1. メンタル不調による損失
  2. 精神科受診やカウンセリングで改善しない・時間がかかる理由
  3. メンタル不調者の根本解決
  4. 売上げ・利益率向上への取り組み方

 

<開催日程>

2023年11月21日(火)19:00~20:30
2023年12月 8日(金)19:00~20:30

ハラスメント対策について

<内容>

  1. ハラスメントによる心身・生活・会社への影響
  2. コミュニケーションエラーの本質的な問題
  3. 被害者と加害者に共通している問題
  4. 売上げ・利益率アップへの取り組み方

 

<開催日程>

2023年11月24日(金)19:00~20:30
2023年12月21日(木)19:00~20:30

開催方法

すべてオンラインZoom開催

参加費無料

少子高齢社会で人財確保が重要

中小企業が抱える課題とは

日本は少子高齢社会がかそくしています。そのため人手不足の影響が大きく、従業員の負担増加にもつながっているのではないでしょうか?さらに感染症の影響等で体調不良者も多く、自律神経失調状態にいる方が増えております。

 

心や体の不調は、様々な問題につながっていきます。

・集中力が低く、生産性が低い、残業時間が多い

・休職者が多い、有病率が高い

・離職率が高く人材が定着しない

・ハラスメントやいじめ問題、派閥などの人間関係トラブルが尽きない

健康経営を取り入れてみたけど、定着しないし効果がわからない

・産業カウンセラーがいるのにメンタル不調者は減らない

 

会社では対応しきれないといったお悩みはないでしょうか?

メンタル不調による休職は、復職までも時間がかかる・もしくは以前とは同じように働けないケースもあるため、年収の1.5~3倍のコストがかかるとも言われております。

心と体を整えることは、人間関係のトラブルを減らすことにもつながり、経営的な損失を減らすだけではなく、売上げや利益率向上にもつながるとても重要な問題となっています。

大変な今だからこそ、従業員にどんなことができるのか、根本解決に向けた取り組みを一緒に学んでみませんか?

根本的な問題へのアプローチが弱いため

問題解決につながらない

労働安全衛生法によって健康診断が義務付けられました。健康経営も広がり、産業医・産業保健師・産業カウンセラーを設置する企業も増えております。

ですが、現状は不調がある人やリスクが高い人限定の健康指導・相談となっています(研修などで終わることが多い)。
さらには健康診断の項目ですべての病気がわかるわけではないため、見逃される問題も多いでしょう。

はっきり言うと、心身の不調者が増えているのは、根本的な問題解決が出来ていないからです。

病院で多いのは、病気だけを見るといった局所的な考え方です。でも、私たちは常にあらゆる問題に遭遇しており、そのストレスが身体にも影響を与えています。だからこそ、病気だけではなく、「人」そのものを見ていくことで健康や幸福度は増していくのです。

 

WHOの定義でも、「健康」とは、肉体的、精神的、社会的に満たされた状態を指しとしており、病気かどうかというだけではなく、人生が充実してこそ健康と言えるのです。

なので、メンタルヘルスケアのように不調者へのアプローチだけではなく、積極的に全社員の幸福度を高めるといったワークエンゲージメントを高める施策に切り替えていくことが重要です。

結局はトラブルの中心は「人」

内部環境を変えれば解決するのか?

メンタルヘルス対策をいくら導入したとしても、内部環境が整っていないからそもそも悪い。といった意見もよく聞かれます。私も組織に属してずっと働いていたため、とてもよくわかります。

ですが、この内部環境を整えるのも「人」なのです。良質なコミュニケーションが取れていなければ、そもそも内部環境を整えるといったことすら難しいでしょう。

何かを導入する際、意見を出し合う、まとめる、実行する、評価するなどといった一つ一つの行動に、遠慮や思い込みが影響して、うまく進められないといったことありませんか?

結局は、一人一人の考えと向き合うこと、自分の課題に気が付き向き合っていくことがコスパ最強なのです。

 

アステリア(株)企業のウェルビーイングへの取り組みと業績に関する実態調査を発表

守りから攻めのカウンセリングへ

全従業員と向き合うと

今求められているのは一人一人の問題と向き合うこと。

そして、社内でのことだけではなく、一人の人が抱える問題について理解し、対応できるよう、人を大切にした経営にシフトしていくこと。ここがより重要となっています。

欠勤率・長期休職の減少

有病率が低下することで、病休や長期休職者数が減ります。

そうなると人材不足や欠員補充のための経営ダメージや、既存従業員の負担も軽くなります。

集中力・生産性up

生活習慣が変わり、深く睡眠がとれるようになると集中力がアップし、生産性も向上します。

さらには残業の縮小で、さらに負担軽減と人件費削減にも。

チームワークと
リーダーシップ

心の問題解決によって、苦手だと思っていた人とも良好なコミュニケーションが取れるようになります。チームワークの向上だけではなく、自己肯定感や自己効力感が上がり、一人一人の自主性も向上。

部署全体の士気が上がると人財も定着しやすくなります。

従業員の幸福度が高い企業は、他の企業と比較すると様々な経営効果があると証明されています。

出典:ハーバードビジネスレビュー2012年5月号「幸福の戦略」P62~63

従業員の満足度・幸福度が上がれば、社内全体の空気も変わります。

人財を大切にすることが様々なコストの削減と、業績upにつながっていきます。

認知行動療法によってかんたんに変わる

従業員との向き合い方

産業保健支援サービス「first call」の産業医500人へのアンケート調査によると、メンタル不調の原因の多くが、人間関係にあるという結果に。中でも上司との関係性について悩み、それが不調につながる人が多いとのことです。その他の原因を見ても、心の問題が多く、トラブルに対する従業員の向き合い方に課題があることがわかります。

では、よくある事例について考えてみましょう。

 

日常的にある相談事例で、このような場合、業務フローの方を整えがちです。ですが、相談者様の根本的な問題は上司に対する恐怖心や忙しい状況での不安感です。それがあり、パフォーマンスは低下してさらにミスを繰り返します。そして、自分の状況を伝えて助けを求めるといったことも難しくなります。

この本質的な問題を解決しない限り、どんなに環境を整えても、部署を変えたとしても同じ問題は繰り返していきます。

また、上司に怒らないように、と上司に言ったとしても、怒りはとっさに出てしまうものなので、頭で理解したとしても、中々コントロールが難しいといったことも多いのではないでしょうか。

こういったことは相性の問題として、割り切らざるを得ないのが一般的ですが、お互いの問題に対する捉え方、向き合い方にアプローチすることで、関係性は大きく変わっていきます。

この方は、30分の認知行動療法を活用したセッションで、上司に対する恐怖心・忙しくなる時の不安は0になりました。その結果、仕事への苦痛がなくなり、働きやすくなったそうです。

トラブルはむしろチャンスです。

小さな問題の積み重ねで、人間関係トラブルは起こります。
そして誰しも、そういった問題は抱えているものです。

だからこそ、全従業員の問題に気付き、アプローチしていくことが求められます。

従業員一人一人を大切にできる企業だからこそプラスしてほしい

私たちがお伝えしたいことは

人間関係のトラブルは、深く追求すると、どちらが良い悪いといった善悪はありません。お互いに苦しいものを抱えています。

どちらも被害者の意識になっていたり、相手のためにしたことで知らないうちに相手を傷つけてしまっているといったこともあるわけです。

日本はほかの国と比べても、同調圧力の影響が強いために、この善悪、優劣、正解不正解といった2極論によって、メンタル不調や体調不良に陥っている人が増えています。

それが結果的に生産性低下につながっているので、従業員の人生を変えるくらい攻めの姿勢のカウンセリングが、従業員のためにも企業のためにもなるのではないでしょうか。

体や心と深く向き合うことで、今まであきらめていた問題は簡単に解決ができます。

私たちは、今までの常識を変えていきたいと思います。

心と体、一緒に向き合っていくパートナー

一般社団法人FP看護師パートナー協会とは

医療の現場では治療にて延命が出来ても「健康」とは程遠く、疑問を持ちながら働いてきました。

QOL向上(人生の質を向上させる)のために何が必要か?とことん追求した結果、肉体的、精神的、社会的(経済的)に満たされてはじめて健康と言える、ということにたどり着きました。

これまでは各専門化が専門分野に対してサポートをすると言うのがあたり前の考え方でした。ですが、あらゆる悩みが私たち一人一人を組成しているので、独立して存在しているわけではありません。

だからこそ問題同士関連付けあいながら、多面的に問題解決していくことが、今後重要になるのではないでしょうか。

当協会では各専門家と連携を取り合いながら一人一人の「健康」を根本からサポートしていきます。

 

講師紹介

代表理事:高梨子あやの

札幌徳洲会病院にて看護師として10年勤務、小児科、内科&整形、ICUにて経験を積む。地域医療として診療所、デイサービス看護師も経験し、トータル14年従事。

80時間を超える残業とワンオペ育児の負担で抑うつ症状になり、ネグレクト状態を経験。お金がないから働くしかないと思っていたので、働き方を見直すため2級FP技能士を取得。離婚準備や、働き方とお金をテーマに2018年より個人向けに活動していく中で、これらは手段の一つにすぎず、本当に支援したいことは一人一人の健康であることに気づき、心と体への投資を提唱。

2021年より一般社団法人FP看護師パートナー協会を立ち上げ、経済面でサポートできる看護師、無意識レベルへのカウンセリングができるセラピスト養成事業を行い、不調の自覚がないすべての人にもカウンセリングを定着させ、幸福度の底上げすることをミッションとしている。

得意は、全体像をとらえるのが早く、思考の整理が早い。多角的な視点からのアイデアが次々にわいてくる。ビジネス構築や事業計画書の作成、Webマーケティングなども支援してきた。

会社文化を変えていきたい企業様と一緒に組織づくりをしていきたいと思っております。

私たちが解決できなかった問題解決の糸口になりましたら幸いです。

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