節約も限界…複業がもはや必須スキルに

物価がどんどん上がっていきますね。海外から見れば日本はめちゃめちゃ物価が安い国ではありますが、現地にいるとそんな体感はなく、ただ、物価が上がっている状態。そこに対する支援は少なく、節約をするにも限界を感じている人も多いのではないでしょうか。

さらに少子高齢社会と過剰な医療で、社会保障費の圧迫により社会保険料、税金なども、どんどん増えていきます。手取りが増えないばかりか、逆に減っていく流れにいるわけです。

ご自身ではどのような対策をされていますか?複業のイメージってどうでしょうか。こんな時代だからこそ、働き方と向き合い、もっと大きなお金を見直していく必要があると考えております。今日はそんな働き方とお金の話をまとめてみました。

複業メリット

1.収入の上限がない

まず自分で収入を生み出すという働き方は、収入の上限はなくなります。

サラリーマンですと、会社の中にある資金から、お給料を賄っているため、資産の限界があり業務に関しての対価として報酬を払っていきます。さらに働き方によっては社会保険の加入を義務付けられているため、社会保険料の負担も大きく、賃金アップのハードルも高いわけです。

ですが、自分でお仕事を作っていければ、価格設定は自由なため、いくらでも増やしていけるんですよね。

2.時間を作り出せる

子育てをしていると、自分以外に子どもたちの行事等でも働き方を調整することが増えてきます。

学年が違えば参観日もバラバラ、小学校と保育園・幼稚園などでも、運動会や発表会の日程が異なり、日勤だけのお仕事をしていると、休日申請が難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私の地元では保育園だけという施設はなく、認定こども園だけで幼保一体型でした。さらに幼稚園ベースだったため、平日の行事がものすごく多かったんです。看護師正社員の時はこんなに行事があることにめちゃめちゃ不平不満を感じていました。ですが働き方を自営(在宅ワーク)にシフトするとその不満は一転。行事がたくさんあることで、子どもたちのふれあいを直接見ることが出来て喜びに変わったんです。

特にPTA役員なんて絶対やりたくないとさえ思っていたのに、実は毎年やらせてもらっており、より近い立場で子どもたちと触れ合えるようになりました。

平日の予定も、子どもたちが体調不良や学校閉鎖などで急に休むとなったときも、対応できるようになったので、かなり時間面での制約はなくなりました。その結果、心の余裕も生まれ、イライラ、ピリピリもかなり減っているように思います。

3.社保・税金のコントロール

サラリーマンは収入に対しての、社会保険料や税金の金額が計算式で決められています。この支出は固定費と考えると、自分で調整することが難しい固定費なんです。

複業といった形で、給与所得と事業所得を持っておくと、これらの固定費は軽減させることも可能となります。

まず給与所得の人が活用できる控除は「給与所得控除」のみです。ここに事業所得が加わると「経費」「青色申告特別控除」などが活用できるようになります。そうなると、合計所得額(総所得額)を減らすこともできるようになるわけです。もちろん所得額が低くなれば納税額も減ります。さらには国民健康保険の場合はこの所得によって計算されるため、保険料も減らせることができます。

例えば、所得額を下げれば、国保は年間で3~4万円、年金は免除にすると0円です。(法人税などは別途かかってきます。)保障の手厚さは減りますが、固定費(社保・税金)がかなり減らせます。

収入が上がったとしても法人と個人事業主で複業の形態を持つことで、法人でお給料を設定していなければ(低く設定するでも可)、住民税非課税世帯にすることもできます。少ない金額で社保に加入という形も取れますね。選択肢は広げることができます。

4.支援制度活用の幅が広がる

社会保険や税金の固定費が減っているだけではなく、活用できる支援制度の幅が一気に広がります。

公的支援制度の多くは、判断基準が所得額や住民税額となっております。所得額と言っても、課税所得ではなくほとんどが合計所得額をチェックしています。さらに住民税非課税世帯かどうかのチェックにも合計所得額を使います。

ということは、この時点で引けるお金、控除を複数持っていられることが重要なのです。収入は増やしていっても、所得額は増やさないといった考え方にシフトしていく必要があります。

5.身体や心の余裕がお金を生み出せる

結局は体と心が元気でさえいれば、何でもできます。いつでもお金を稼ぐことができます。

不調が出始めると、雪崩のように生活も崩れていくため、「働く」といった選択肢もかなり絞られてしまうんです。夜勤がツライ⇒日勤だけだと夜勤手当の金額分、収入が減ります。精神的に病んでいると、外出がおっくうになり、働くといったこと自体難しいと思う方も。人間関係の構築にも課題が出てきますよね。

このように体と心の不調は、収入を減らすことにもつながってしまうため、自分の調子を考えながら時間を調整する。無理をしない働き方をしながら、自分がやりたい!と思える仕事を少しずつ増やしていけると、やりがいとなり、心の健康にも繋がって、人間関係もさらに良くなるといった好循環になっていきます。ここの流れがよくなると、人のご縁と共にお仕事も増えていくわけです。

実は安定じゃない!?シングルマザーこそ正社員のデメリットが…

看護師正社員、子どもが高校・大学で生活が苦しいといったご相談が増えているのですが、正社員だと公的支援が受けられないといった現実が、子どもが大きくなるにつれて負担になってきます。

特に看護師は生活リズムも不規則で肉体&感情労働でハードです。お子さんが大学など大きくなるときには年齢は40代後半~50代と、ホルモンバランスの変化も大きく、体力的にもきつい年齢に差し掛かりますね。

よく、シングルマザーは正社員になったほうがいい、といって支援をしている方が多いのですが、本当にそうなのでしょうか?

日本の社会保障は、所得基準から外れると受けることができないといった歪みがあります。所得を減らすことが今の日本では一番、負担が減らせる可能性が高いのです。その方法の一つが複業です。

1.私立大学だと最大670万円の支援

前述しましたように、複業によって所得額を下げることが出来れば、受けられる支援制度はぐっと広がります。

例えば私立大学で一人暮らしをしたとすると、1人当たり最大670万円の支援がうけられます。

もちろんここには学力や本人のやる気、資産などの要件もあります。ですが、約700万円の支援を受けられる可能性があるか、全くないかでは子どもたちの選択肢も変わるわけなので、今から複業をしていく準備をしておくのもいいのではないでしょうか。

2.在宅でできるお仕事では家計が経費に…

複業をどんな業種にするのか?所得額は変わってきます。

例えば、YouTuberを見てみましょう。私の子どもたちがよく見る動画だと、クレーンゲームやおもちゃ、ゲームの動画です。YouTuberはこの動画を、より多く再生してもらうことが出来れば広告収入が増える仕組みですよね。この動画撮影に使ったゲーム費用やおもちゃ購入費などは仕事上の経費にすることができるわけです。

旅行もそうです。旅先で仕事をして、仕事に関係のある方と家族ぐるみで遊びに行ったとしても、仕事関係の人同士会えば、必ず仕事の話になってしまいます。飛行機代なども旅費交通費、遊びに行った費用も交際費としてまとめることができます。

このように一見プライベートの支出に見えるお金も、仕事として合わせていくことで、ただの出費から、節税につながる経費に変えることができるわけなのです。在宅でお仕事をされている方は、家賃や水道光熱費なども一部仕事に使った割合を経費にできるということを考えると、在宅でできる仕事を作っていくことは自己防衛にもなります。

3.資産を増やすシングルマザーの働き方とお金

教育費のために資産形成をしたいと思っても、元となる資金がなければそもそも難しいですね。

複業をして、固定費を減らすことが出来れば、その分、資産形成に回すお金も増やすことができます。資産形成だけが投資ではありません。お仕事の自由度を増やしていくことも投資ではないでしょうか。未来の選択肢を増やすために、今できること、それが投資です。人生として、働き方、お金、様々な方法で準備をしていくには、ご自身のことを広く整理していくことが大切です。

さいごに

ここ数年だけでも、時代の流れはとても早く、これまでの価値観・考え方は大きく変わりつつあります。正社員が安定といった時代はもはや過去のこと。今、これからどう向き合っていくのか?複業といった選択肢も一つ持っておけるといいでしょう。

生活費のためだけに稼ぐだけのお仕事だと、心がすり減ってしまいます。心も身体も健康でいられること、これが最大の社会貢献です。目先のお金ではなく、広い視野で考えてみてくださいね。

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