妊娠〜産育休中ママ向け メンタルケアの大切さと、働き方とお金の話



妊娠中やいま産育休中のママの中には、「これからの働き方」に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

とくに初めての復帰だと不安も多く、
先輩ママに相談すると「復帰すればなんとかなるよ」と

それは頭では分かっているけど・・・

と自分の悩みが解決できずさらに心配になってしまうんですよね。


・いま子育てだけでも精一杯なのに仕事と両立できるか不安

・正社員として復帰して自分の身体がついていくのか、体調を崩さないか心配

・まだ小さい子どもとの時間を手放す事への罪悪感

・実家が遠方などで頼る先が少ないことでの心細い気持ち

・保育園に預けるとよく風邪を引くというため、休みがちになるかもしれない事への不安(会社へ迷惑をかける申し訳なさなど)

 

子育てだけでも大変なのに、働き始めたら我が家の状態もっとカオスになるんじゃないか・・・。

いまはお子さんとつきっきりで過ごす時間も多いと思います。


やることは多くても1人で考える時間がどうしても多くなってしまうので、
悶々としてさらに精神的な不安を生み出している状態なのかもしれません。

出産・育児・初めての復職などイベントが盛りだくさん。


なかでも子どもの成長にあわせて悩みも尽きないことからも、
ママのこれからの生き方や働き方って永遠のテーマなのではないでしょうか。

 

     

   

   

産後のママが不安やうつっぽくなりやすい理由


皆さんの「産後うつ病」へのイメージってどんなものでしょうか?


 

・出産疲れによるもの
・慣れない育児への強い不安から
・赤ちゃんのお世話が落ち着けば治る



 

しかし、ただ単に赤ちゃんのお世話が大変だからというわけではなく、

その背景には

ホルモンバランス、環境変化、
ライフスタイルやお仕事のスタイル
もともとの体調や栄養状
など


さまざまな状況が絡んでいることも。


産後うつと一般的に知られるうつ病は、症状などはほとんど一緒なのですが、

「このくらい母親なら当たり前」「みんな悩んで乗り越えてるんだから」

と不調を抱えたまま過ごすママが多く、自分でも気づかぬうちに症状が悪化してしまうことは少なくありません。

さらに、産後のママは出産により出血が多いので、たくさんの栄養素が身体から流れ出てしまうために鉄分や葉酸などが不足した状態になりやすいです。

食事も台所で立って済ませるなど後回しにしていませんか?

鉄分が不足すると、
「疲れやすい」  「集中出来ない」  「関心が持てない」
など、うつ症状が出やすいと言われているため、
食事や栄養も無関係ではないのです。



産後うつは母の自殺、乳幼児の虐待、母子心中、離婚などの問題にも発展することがあり、ママ自身が気づき予防していくことや、助産師や関係機関からの支援も重要視されています。

 

 

メンタルヘルス・健康とお金の関係性は?



うつ症状は心の病というイメージを持たれていますが、実は食事ライフスタイル運動習慣など生活との結びつきがとても強いと海外を中心に近年ではいわれ始めています。


3食しっかり食べる、
タンパク質や鉄分など栄養もバランス良く、
毎日適度な運動を心がけ、
夜は10時までに就寝・・・など

うつ病以外にも生活習慣病を予防するには大切とされていますが、

仕事が忙しかったり、子ども中心で自分のスケジュールでは動けない、
そもそも健康に気を使えるお金の余裕がない、

という状況があると、なかなか根本的な解決が難しくなってきます。



実際に厚労省などの調査によると、低収入世帯については

  1. 歯の本数が減少傾向
  2. 健康診断受診率が低い
  3. バランスの良い食事の頻度が少ない
  4. メンタルヘルス不調のリスクが高い

などリスクを抱えていることが分かっています。

 さらに仕事が忙しくて休みがもらえないなど、働き方にも問題を抱えていると、
たとえ入院をしてその時は休息が取れても、戻ったあとの生活も直さないと本当に改善するのは難しいという状況を精神科の現場では何度も見てきました。


日本には100万人以上のうつ病の患者さんがいらっしゃると言われていますが、薬物療法や入院をしても10人に6人は再発してしまうといわれるのはこうした原因があるからなのかもしれません。

 

  

 

 

 

メンタルヘルスにおける「予防」の大切さ

 

そして、日本は海外に比べるとメンタル不調に関して認知がひろまっていないこともあり、生活や仕事に支障が出て初めて心療内科へ受診・対策を考えるというのが一般的でした。

しかし、2020年の新型コロナウイルス流行を皮切りにうつ病患者は増加傾向。

産後うつも含めもはや「特別な人がなる病気」ではなくなってきています

 

▲日本における2020年と2021年のうつ病やうつ症状のある人の割合の推計

 



「特別な病気」ではなくなってきたものの、
ママにとって守るべき存在がいると「子どものために」とどうしても無理をしてしまいがちです。


精神科に勤めはじめた頃、産後うつで入院をされた方がいらっしゃいました。

ママもお子さんと一緒にいたいのに、一緒にいられない。


頭では分かっているのに子どもを虐待しそうになってしまう。

電話面会で後ろの方で泣いている我が子の声を聞くと申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
こんなに辛くなる前にもっと早く相談をすれば良かったと。



いまでも思い出すと私も胸が苦しくなりますが、

ママが「子どものために」と無理をすることで、逆に家族へ無理をさせてしまうこともあるという現実を私も一緒に体験しました。

ママが無理をして倒れてからでは対策をしようにも出来ることが少なくなってしまいます。


私たちの考える「メンタルケア」とはただ単に心の問題だけではなく、

ママの人生を取り巻く「健康」「身体」「働き方」「お金」それぞれ総合的に捉えサポートをしていきます。

守るべき存在がいる、そして動けるいまだからこそいまの自分に何ができるか?
まずは講座内で一緒に考えていきましょう。






講座の内容・詳細

【妊娠〜産育休中ママに向けたメンタルケアの大切さと働き方とお金の話】

・そもそもメンタルの不調とは?
・メンタルがあらゆる場面でベースになる理由 ・ここだけは押さえよう!メンタルの不調をおこす原因3つ
・ママの働き方やお金と健康の関係性について
・妊娠中の仕事を休んだ時に活用できる制度
・産育休を取るか?退職するか?お金の違い


今回は、産後ママ専門の看護師メンタルセラピスト七海ひかりが、
妊娠中~産休・育休中のママ向けに、メンタルヘルスと働き方とお金の話をさせていただきます。

お金とメンタルヘルスは切り離して考えられがちですが、かなり関連性があります。

妊娠中はスムーズにいけば良いですが、もしものトラブルがあったときお金や休業時に活用出来る制度の知識があればゆっくりと療養に専念できますよね。

このような関連性はママを支援する助産師さんなどにも是非知って欲しいポイントです。

まずはママが抱えやすいメンタルヘルスについての理解を深めつつ、働き方とお金の選択肢を一緒に広げていきましょう(*^_^*)


日程

2022年10月26日(水)10:00~

*オンラインzoom開催のためお子さんがいても大丈夫です。授乳中などは画面オフなど参加しやすいスタイルでご参加ください。

 

 

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