働き方（複業・起業）とお金, 看護師向け

看護師以外のもっと広い世界を見たい！（かおるさんインタビュー）

ファイナンシャルナースカレッジ（FNC）はお金だけでなく、働き方や人生を考えられるオンラインサロンです。2021年から始まり、現在は1期生、2期生が在籍しています。

「FNCではどんなナースが勉強しているの？」

「講座はどんな雰囲気？」

と思われる方も多いかもしれません。そこで、今回はFNCメンバーのインタビュー記事をお届けします。この記事を通して、メンバーや講座など雰囲気が伝わると嬉しいです。

今回ご紹介するのは、【優かおるさん】。看護師ライターの先輩でもあり、精力的に活動をされているかおるさん。とても緊張しましたが、インタビューを通して、パワーを頂きました！

Q1．お金の勉強をしようと思ったきっかけは何ですか？

かおるさん：新卒から、失敗ばかりしてきたからです。母親も看護師でお金の管理が苦手な人でした。母もお金の知識や管理は苦手だったように思います。私自身もお金の知識がほぼなかったので新卒から先輩の言いなりでした。

新卒の時に先輩から商品を勧められるがまま、入職して1ヶ月目で300万円ぐらいのローンを組まされた日に、やっと現実が見えて衝撃でした。その時、初めてお金の怖さを実感して、急いでクーリングオフをしたことを覚えています。

ただ全部がクーリングオフできたわけではなかったので、約3年かけて返済しました。周りの先輩の圧は強くて断れないし、親しい先輩も関わっていたのでそれ以降、お断りしていましたが、心苦しく感じました。

新人1ヶ月目から痛い経験をしましたが、看護師だからローンはすぐに組めることを実感させられましたね。そんな恐怖体験はしたのになかなか貯金が進まなくて、将来の不安も強かったです。稼ぎかたも勉強したけど、貯める、守るも大事だと実感。自分のためにも、子どものためにもお金の知識は必要だなと思いました。

FNCができる前から、私はあやのさんとはお友達だったんです。看護師にお金の知識を伝えたいというところに共感したし私も学びたいと思いました。私自身の学びもしたいし、あやのさんを応援したい。そんなところから、初期の立ち上げ時からコミュニティに参加させていただいています。

Q2．これまでの働き方を教えてください。

2-1　新卒から副業を始めるまで

かおるさん：看護師として、ずっと急性期で働いてきました。現在15年目になります。新人の時は急変に多く遭遇していました。初めての夜勤は患者さんの脳症発症になったり、ほかには大量出血やアナフィラキシーショックなど。今でも忘れられない患者さんが多いです。

だからか、当時の私は急変時に自信を持って対応できる看護師になろう！と、看護師としての目標を掲げていました。当時の職場は積極的な研修などがなかったので外部の研修に参加したり、急変時の勉強をしたりと自分なりにしていました。ただ、それでもなかなか知識をつけることが難しかったんですね。

その時に聞いた「教育は関東がいい」という噂を耳にし、間に受けたので、学ぶために関東の病院へ転職しました。ただ、急いで転職先を見つけたので私には合わなかったんですね。なので結局、転職をして今の病院に勤めています。

今の病院に転職して、10年が経ちますかね。その中で体調を崩したことがあり、ひとつの働きかただけでは不安だと実感したことがきっかけです。看護師だけはつまらないと感じていたこともあり、副業を始めました。

2-2　副業を始めたきっかけ

かおるさん：私はそもそも、看護師になりたかったわけではないんですよ。母が看護師だったので、母からの進路調整を受けて、看護師になりました。元々副業に興味があったのですが、体調を崩したことがきっかけになって、本気で副業を考えるようになりました。

その時に始めやすかった副業が、看護師ライターでした。最初はお小遣い程度でも稼げたらと思って始めました。それで多少お金をもらうことができたので今度は、収入を増やすために物販やコーチングコンサルなども始めました。でも、さすがに看護師との両立は難しかったのでやめて今はゆるくライター業を行っています。

2-3　副業を始めて感じた違和感

かおるさん：副業を始めて、外の世界を知ってからは、看護師だけで働くことに違和感を感じるようになりました。看護師は世界が狭いから、もっと広く周りを見た方がいいです！悩める看護師にもっと広い世界があることを伝えていきたいですね。

そう考えた時にはやはり、実際に行動している人の方が説得力がありますよね。だから、行動し続けようと、今はそれが私の原動力になっています。実際、大変ですけど、楽しんでいます。

Q3．今の働き方を教えてください。

かおるさん：今はフルタイム看護師として夜勤もしています。副業でライター活動中です。看護師業としては、日勤・夜勤・遅出の2交代制です。ライター活動は休みの日や日勤の夜、夜勤の前などに行っています。土日の夜勤明けが多いので、その夜に行っていることが多いですかね。日曜日はコミュニティーの勉強会に参加しています。

最近の活動内容は、コンテンツを作ったり、YouTubeの書き起こしをしたり、自分のnote（ブログ）を書いたりしています。月に平均して5〜6本ぐらいですかね。直近、アマゾンでライター本も出版しました。

Q4．FNCで学んだことを教えてください。

かおるさん：学ぶ姿勢やあやのさんが運営されているので、運営者としてどうやっているのかをよく見させてもらっています。同じ内容でも人によって、伝え方や届け方は違いますよね。あやのさんがどう伝えているのかを聞かせてもらうのも、勉強になるんです。

Q5．FNCに入る前と後で変化はありましたか？

5-1 横のつながりを大事に

かおるさん：同じ考え方の仲間がいるので、つながりはありがたいです。他の方も頑張ってるから、私も頑張ろうと思えますしね。それぞれメンバーの発信を見ながら、そういう考えをこういう感じで伝えているんだなって勉強にもなります。仲間から刺激をもらえてます。

5-2　子どもとの時間もメリハリを大事に

かおるさん：子どもとは一緒にzoom（オンライン）をすることもあります。子ども達とは濃い時間をなるべく作るようにして、バランスを取っているところです。今後は看護師としての働き方を減らしたいと思っているので、そう思うと、今しないといけないことが沢山ありますよね。

子ども達にも、学歴ではなくて、自分の思った道を進んで欲しい。そういうこともお仕事として成り立つということを自分の姿で見せたいですね。ずっと側にいられるわけではないからこそ、メリハリをつけた関わりを。やることはやるというのを大事にしています。

Q6．これからの目標を教えてください。

かおるさん：看護師の週4にできたらとは思っています。今後は在宅での仕事をもっと、増やしていきたいですね。やりたいことは他にもたくさんあるんですよ。看護師としてはフットケアであったり、心理学系や脳科学系。お金の知識ももっと増やしたいと思っています。

今の目標としては、ライターとしての実績をつくりながら自分の経験を多くの方へギブをしたいと考えています。最近では、Amazon Kindleにて本を出版させていただきましたが、他にも起業家のお友達のお仕事をお手伝いしているのでそれらをさらに増やしたり、繋げたりしていきたいですね。

Q7．.FNCはどんなところですか？

7-1　知識だけでなく、キャリアも作れる！

かおるさん：いろんな価値観に触れられるところ。新たなキャリアを作れるところだと思います！看護師の世界は狭いから、同じ看護師でもほかの活動をしている人は見た方がいいです。そして、自分がどうしたいかを考えるきっかけにしましょう。

お金のことはもちろんですけど、FPの先生たちもいるので個別に相談してもいいですし。お金で失敗している人はたくさんいるので大丈夫です。笑

実は失敗しているんだということをまずは知ることが大事だと思います。自分は大丈夫だと思っていても大丈夫じゃない人もいて、知らず知らずに失敗している場合も多いですね。

7-2　先生たちの印象

かおるさん：文昭先生は視野が広いですよね。空き家再生など、さまざまな経験を積まれていて、伝え方も女性にわかりやすいです。サポートをしてくれて、頼れる感じですね。空き家のこともこれから問題になるテーマだと思うので、幅広く相談できます。

広樹先生は資産形成が強いです。大学生の時から株をされていて、それがすごい倍率になっていたのには驚きました。ご自身も家庭を持っておられるので、家族を含めてのお金や資産形成は心強いです。

きたじー先生は濃いですね！話題にするだけでメンバーに笑みが出るほど。InstagramやTwitterでは可愛い猫ちゃんですが、話すと辛口なんですね。ギャップ！笑　看護師専門FPなだけあって、きたじーさんの話はいつも「うんうん」「だよね」「そうそう」と言いながら、よく頷いています。看護師の世界の情報収集力が本当にリアルでよくわかります。

あやのさんは看護師でありながらもFPなので看護の話やお金の話、健康のことなど幅広く頼れます。シンママのお金関係に対しては、右に出る人はいないんじゃないかと思います。FNCではお金の先生でありながらも、一緒に先を目指す仲間でもあります。