「出来ること」ばかりやっていると苦しくなる

はじめは困っている人の悩みを解決してあげたい。私にできることだったらやってあげたい。と思って色々引き受けちゃうことがあると思います。

始めは感謝もされるし、嬉しいって思いながらやっているんだけど、いつしか自分の負担になってしまっていることってありませんか?

でも、できるのに断ってしまうと申し訳ないなって罪悪感も出てくるから、結局お願いを受けても受けなくても心理的な負担にはなってしまうんですよね…

「できること」と「やりたいこと」は全然違う

普段私は、お仕事を作り出す側のサポートをしているのですが、最近のセッションでも伝え続けていることは「できること」と「やりたいこと」は違うよって話。

ついつい、みんな求められていて、自分にできることをなんでもやろうとしてしまうんです。

これは安定性が高いから…。そして、人間関係の構築でも必要だから。求められることが出来れば信頼を得られる。ってなりますよね。

私ももちろん経験してきています。なんなら最近まで、出来ることをたくさんタスクに盛り込んでました。でもその結果、体調を崩すんですよね・・・

クライアントさんもまさしくその状態に。しかもこれが一人だけじゃないんです。何人もそんなセッションをさせていただきました。

求められていて自分ができることなら何でもやっちゃえばいいんだけども、それがいつかのタイミングで「やらなければならないこと」、「義務感」に変わってしまうんですよね。

こうなると「私だけやっている」

「あなたが言ったからやっているのに」

「○○が・・・」と、いつしか他責思考になってしまいます。

できること=他人からの評価軸になりやすい

他人に評価を求めているから、期待通りに生きたくなっちゃうのです。

これが苦しさの元。

さらには「できる」のに「やらないこと」に対して、罪悪感も出てきますしね。できるのに断ってしまった・・・って。

できることをやり続けても、やらない選択をしても、苦しくなっちゃう…。自分で拗らせてますね。

出来ることとやりたいことって一見同じように見えたり、境界線があいまいだったりします。でも全然違うんです。

だからこそ、境界線を意識することが大事。

例えば、私の例で考えてみます。

看護師という仕事は、①資格がある、②実務経験がある、③スキルや知識がある、からかんたんに仕事をすることができます。(職場を選ばなければどこででも働けますね)

でも、やりたいかどうか、で見ると、やりたくないんです。

理由は、患者さんの病気を治すことをしていないから。対症療法にすぎず、根本の問題解決のアプローチが出来なかったり、過剰医療の現実に落胆しているから。そして、もっと希望を届けられる手段・アプローチを知ってしまったから、やりたくないという想いに変わってしまいました。

そして私が今やりたいことは、たくさんの方の心の鎧を外して生きやすい人生のサポートをすること。不安を希望に変えていくことが、やりたいことなんです。

そのやりたいことを実現するために、私が今できることは

・潜在意識×認知行動療法で、短時間で深い問題解決をしていくこと
・問題解決ができるカウンセリングスキルを伝達、セラピストの育成をすること
・複業コンサル(ビジネス構築、マーケティング、資金繰り、税務問題、社会保障の活用)で働き方サポートをすること
・講師、ライターとして伝達していくこと
・ライフウェーブのフォトセラピーパッチ(製品)を正しく伝えること
・各専門家にお繋ぎするということ
その他にも、いろいろ細かいことができます。

そして、これらのことが求められていて、しっかりとしたニーズやウォンツがあるため、お仕事としてサービス提供をしています。心や体の不調は世界中どこにでもいますし、その苦しみによって生活の質が大きく低下しているため、強く求めている人もいるわけです。

3つのカテゴリーがそろっているため、本当に私にとって「天職」だと思うんですよね。

だからこそ、仕事が楽しい!、仕事をしていたい!って思えるのです。

自己犠牲のできること

から

心がワクワクするやりたいこと

ここにシフトしていけると好循環になっていきます♪

嬉しい、ワクワクを感じる時間が長いほどお金も、人も、時間も、健康も手に入っていきます。

働く目的も変えていく

自分が何に心が躍るのか?改めてここを考えてみてくださいね。

そしてそこから、自分が輝ける場所がどこなのか?居場所を自分で作ったり、見つけていくこと。ここに力を注いでいきましょう。

苦しいってことは、見直して!という心の悲鳴です。

・今までの働き方を見直す
・やってきたサービス内容を見直す

ここをやるためには、心で引っかかっていることと向き合っていくことを優先的にしていきます。

そして自分ができること、やってきたこと、やってて楽しいこと、他者からのこれやったら?のアドバイス、可能性や希望、一つ一つ棚卸作業をしてみてください。

居場所を変えるということは?

ビジネスで考えた時居場所や・戦う土俵を変える事を、「市場を変える」といいます。

私の場合で、先ほどの内容を元に考えていきます。

私の出来ることは人の心と体を整えていくことでしたね。それを活かせる場所となると

・病院、看護師として働く場所
・個人向けのサービス
・企業内でのサービス
・自治体や公的機関でのお仕事、提携

色々場所は変えられます。

さらに言うと、どんなことができるのか?顧客のゴール設定によっても、変わってきます。

個人向けであっても
・メンタル不調者
・シングルマザーや、ママで疲弊している人
・自己肯定感が下がってて・他人軸になっている人
・起業したいけどどう進めていいかわからない
・自分でお仕事しているけど、どう進めていいかわからない、頑張りすぎて体の不調がある
・対人支援者で、セルフケアが出来ず色々受けてしまう

ざっと書き出してみましたが、微妙に違うことはわかるでしょうか?

悩みが違えば出し方も、出す場所も市場性も変わってきます。
手段を売るのではなく、顧客のゴールを売っていくことで、市場を変えていくことができるということです。

私の場合、看護師向けにやるとしたら、すでに看護師の知り合いが多いから集客がラクになってくるわけですよね。さらに言うと、看護師で起業したいと思っている人、となれば、さらにその役割をできる人が少なくなるので、単純に起業コンサルやカウンセラーといった出し方をしてしまえばレッドオーシャンになりますが、「対人支援の問題解決力を上げたいと悩んでいる人」などと、市場を決めることでブルーオーシャンに変えていくこともできるのです。

このようにゼロ⇒イチの場合は特に、一つずつ、整理しながら進めていくことが大事です。

カウンセラーさんの事例

ここからは事例の話♪カウンセラーの方のお悩み事例です。

セラピストとしてどんな悩みも解決できる。

たまたまクライアントに女性が多かったから、女性の悩み解決のためにSNSで集客していました。でも、講師として登壇する事に心が躍るんです。とも。

この方の場合、悩み解決より講師をやりたいんですよね。

女性のクライアントを集めるまで時間がかかりますね。だったらすでに人がいるところで講師として登壇したらいいのでは?とお伝えさせていただきました。

そして、さらには企業向けの講師も求められているよっていう話をしました。法人向けの攻略は、方法が異なるのでここを変えると動き方も大きく変わってきます。

実際に企業では何が求められているのか?

・健康経営
・人的資本経営b
・組織マネジメント
・ハラスメント対策

といった、従業員一人一人を大切にしていくことが生産性向上や業績アップといった会社組織全体の利益になっていく。といったことが求められています。

そのカウンセラーさんはこれまで組織での管理職もたくさん経験してきて、組織運営については勉強してきています。ということは当たり前のようにマネジメントが出来ちゃうんですよね。

でもここが落とし穴になっていました。当たり前すぎて気付かないことで、これまでの経験の付加価値が大きいことにも気づきません。これはひとつの知識、スキル、業界だけで考えてしまうことで視野が狭くなっていたわけです。

つまり「今」の自分だけで考えている状態です。でも「過去」の自分も、「今」を構成している自分です。これは多くの人が陥りやすい盲点ではないでしょうか。

マネジメント×潜在意識の書換え、心理学

ここの組み合わせが、求められているところにサービス化して売り出せば、やりたいことができるようになるわけです。

一人一人集客するよりも、横のつながりでアプローチできれば圧倒的に早いし、金額もまた変わってくるので、お仕事の規模感が変わっていきます。

この事例でもわかるように、今まで当たり前すぎて気付かなかった自分の価値を客観的に受け入れること。これは人生の棚卸作業をしていくことで見えてきます。

やり方はわかってもできない

ただ、今まで見てきたようなことってマーケティングや経営コンサルをされている方は当たり前に持っている考え方なので新しくも何ともありません。知識としてたくさん世の中に出ているところです。

考え方や、やり方はわかった。でも一人ではできないという方は、やっぱり誰かとやったほうがいいです。

自分自身の良さをそもそも気づけないということがあります。

また、どうしても「自分には…」とネガティブちゃんが発動してしまうと、自分自身を客観的にとらえることができません。自分自身を色眼鏡を通してみてしまうと、人生もブレやすく、本質とは逆に行ってこじらせてしまいます。

まずはセルフカウンセリング、若しくはリカバリーセッションで苦しさを外してから考えるようにしてみてください。

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ただアドバイスをするよりも、自分の内面を受け入れてからやることで、受講生やクライアントさんたちは可能性が大きく広がり、進みたい!という道も明確になりました。

悩んでいる背景には何が隠れているのか?その視点を持つようにしていきましょう。

考え方・知識ももちろん大事です。それと同じように自分自身との向き合い方も大事なので一緒に進めてみてくださいね。

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