いつもハラスメントを受けやすい、いじめを受けやすい、人と関係性をうまく構築できないなどお悩みgがたくさん寄せられるのですが、このような状況を繰り返す方には共通点があります。
１.他者やあらゆる物事に対して強い否定感・不信感がある
２.自分や他人の「できている部分」を見ようとしない
３.自己解釈が強く人の話を素直に聞けない
４.他力本願になっている
人生うまくいかず拗らせてしまうのは、ひどい人が周りに多いからではなく、そういった人たちに対してどんな感情や思考を持っているのか？ ここに課題があります。
他者の言動、現実に一喜一憂して感情がブレること、それがストレスの原因です。
だからこそ、自身の向き合い方を少しずつ変えていけば、人間関係も良好に築くことができます。人間関係でもっとストレスを減らしていくことができるだけではなく体調面の不調も減らすことができるので、今回の記事ではこの他者や自信の感情との向き合い方を見ていきたいと思います。
「相手が…」になっている限りうまくいかない
人間関係を拗らせている時の話の主語、話題のメインは「○○さんが・・・」「△△さんが・・・」と他者になっています。
相手を責めていたり、欠点を言い続けている方は、ずっと相手から不合理な扱いを受け続けてしまい、日常生活イライラするようなことばかり続きます。
これは、因果応報の原則でエネルギーが循環しているから。引き寄せの法則と呼ぶ方もいらっしゃいますね。昔から言われ続けてきたことで、理解出来れば人間関係はぐっと改善させることもできます。
相手をけなしたり、責めているような思考が当たり前になっていれば、けなされたり、責められたりします。逆を言うと、他者から見下される感覚を持っている方は、どこか他者を見下している部分を持っています。
不信感を持って相手を見ると、小さなことでも疑いはじめて、いつまでたっても安心感は得られません。
でも、心の底から相手の事を尊敬できれば、相手からも尊敬が返ってきたりと、実は自分が先出にしているものが返ってきているだけなのです。
相手を変えることはできません。相手が言ったこと、やった事実も変わりません。
でも、その一つ一つに対しての捉え方が変われば、記憶はいつでも塗り替えることができます。そして相手との接し方が変わると、相手も勝手に変わっていくという流れに変わっていきます。
相手を認める＝我慢する事ではない
勘違いしないでほしいのは、相手の事を認める、受け入れるということに関して、頭で相手を理解して相手に合わせたり我慢をするということではありません。
この真意を理解できないと、受け入れたくない事実も受け入れなきゃと思うほど、溝は深まっていくため、逆効果にもなっていきます。
大事なのは、その事実・現実があったとき、自分がどんな感情を持っていたのか、どんな風に捉えていたのか一つ一つ理解し、整理していくことです。頭で理解するのではなく、心の底で感じるもの（潜在意識）を変えていくことが大事で、この違いは深く自分を理解できるようになることで体感できるようになります。
これができるようになってくると、自然と憎しみは感じにくくなっていき、同じような出来事が起きても感情が揺さぶられなくなります。知識として学ぶのではなく、心で感じるものを変えていく。この違いをぜひ体験してほしいと思います。
自分の思考や感情との向き合い方
基本的には、自分がどんな感情を持っていたのか？なぜそう感じてしまったのか？
当たり前すぎる考え方にすら疑問を持って、自分の奥にもっているものを引き出すということをしていきます。シンプルですが、その繰り返しをとことんやっていくだけです。
とっさに出てくる思考は「自動思考」と呼ばれるのですが、この自動思考は反射的であり、当たり前になっているから、一つ一つの言動すら疑問を持たずに選択しています。日々6000を超える選択を繰り返しているとも。だからこそ、時間をとって「なぜ？」の質問を持っていくだけで問題の本質が明確になり、解消されていきます。
心の底から他者に対して感謝ができるようになる
筆者の場合ですが、元夫に対しての憎しみが相当強く残っていました。でも離婚してからは会うこともほとんどないので、忘れる、考えないという行動をとっていました。
ですが、この憎しみが子どもに向けられるようになったんです。表情やしぐさが元夫と重なり、子どもが何をしてもイライラするように。可愛いと思えなくなってきたんですよね。頭ではわかっていても感情が先に出てきます。
その時セラピストの先輩から憎しみが感謝に変わったとき、はじめて解消できるといわれていたのですが、絶対にありえないとすら思っていました。
でも、とことん向き合っていった先に、自分がしてきたこと、相手がしてくれていた事、広い視野で捉えることが出来ました。今まで相手が一方的に悪い、自分は被害者という考えを持っていたのですが、自分も加害者になっていたという気付きがあり、その事実を受け入れることが出来たのです。
子どもが「どんなママになっても、ママはママだよ」と、そのままの自分を受け入れてくれる宝物を残してくれた感謝が溢れてきました。そうなったとき、元夫を見ても、過去を振り返っても怒りはわかなくなりました。
そこから大きく周りに対する感覚が変わったのを覚えています。
例えば嫌いな虫が近くにいても感情が変わらなくなりました。「ああ、虫がいるな～」というフラットな感覚です。
苦手な人もいなくなり、誰に対しても同じように接することができるようになったり、貯金残高がかなり少なくなったとしても、大丈夫という安心感が得られるようになり、挑戦することができるおかげで収入も増えていきました。
自分がどう目の前のことを捉えていくのか？
相手は変えられないけど、自分の感覚や捉え方が変わった先に相手が変わる。
私もこの奇跡を体感できたからこそ、大丈夫！を伝えられるようになりました。
誰かに対しての怒りをぶつけたいだけならお断りさせていただきます。
私たちが提供しているリカバリーセラピー（認知行動療法×読心術）のセッションは、愚痴を聞くための時間ではありません。
変わりたい。人生変えたい。もっと理想の生活を手に入れられるようにしたい。繰り返す人間関係のトラブルを断ち切っていきたい。
そんな強い想いがある方と、共に人生と向き合っていく時間にしています。
話をすれば変われるといった他力本願な思いがあるなら、このセッションは合わないでしょう。
厳しいことを言うと、そのような状態でしたらどこに行っても変わらないと思います。ちょっと話をしただけで人生が全部変わるような魔法ではありません。自分が意識・行動を変えていかない限り変わらないのです。
私たちのセッションは自分との向き合い方を変えるトレーニングでもあるので、この時間とても集中して向き合わせていただいております。そのため、自分で向き合おうとせず、愚痴を吐き出したいだけなら私たちの時間や向き合うエネルギーも無駄にしてしまうため、申し訳ございませんがその後のセッションもキャンセルさせていただくことがございます。
ですが、変わりたい！という思いは応援させていただきたいので、私たちも本気で向き合い、寄り添わせていただきます。
人はいつでも変われる！
自分はこんな人間だから。と諦めている方でも大丈夫。
性格だと思っていても実は認知の歪みが影響しているケースがほとんどです。強い憎しみや怒りが消えるまでは3か月ほどかかるケースもありますが、しっかりと向き合っていくと誰でも変わることはできます。
自分を整えることが出来れば、選択肢も広くなり、行動範囲も拡げていけるようになるため、人生の希望・可能性は大きく拡がっていきます。
セッションをご希望の方は、無料有料両方ご用意しております。こちらからお申込みくださいね。
